本日STO関連についてフィンテックグローバル<8789>とマーチャントバンカーズ<3121>がIRを出しました。 8789のIR、セキュリティトークンを用いた不動産証券化の実験開始 3121のIR、エストニアのBitOfPropertyとの業務提携 最近少しずつ目にするようになったSTO (セキュリティ・トークン・オファリング)。 STOってなんぞやという方には、wikiのページがまだ無い今、比較的簡潔にまとめられたこちらのサイトが個人的にオススメ。 上記2社が主に取り扱う金融商品では、株・債券などの有価証券、ファンドの持分などをブロックチェーン上でセキュリティトークン化し発行することを指します。 そして、それによる資金調達やアレンジによるフィーの獲得が目的となります。 よくICOと比較されるのですが、大きな違いとしてSTOは各国の証券取引委員会や金融庁等の下で監視されますので、このページをご覧くださってる株式投資が好きな皆さんに馴染みのある証券取引と同様に、金融商品取引法が適用されます。 従ってICOと比較すると少しは信頼できるのですが、まだまだ未知数ですね。 マーチャントバンカーズはもう少し前からこのテーマに入っていますが(過去にいくつかIRも出しています)、フィンテックグローバルはこのテーマで具体的に何かが出てくるのは初めて。 フィンテックは個人的に少しだけ保有してますが、いつも色々なものに手を出しては損失出してる会社ですので、ムーミンのテーマパークの運営にリソース集中してほしいとずっと思っています ICOは出てきた当初爆発的に伸び、創成期に手を出した会社は大きく儲けましたが、STO関連は今後どうなるか注目です。 個人的にはICOの初期ほどバカみたいな利益享受は無いけれど、ICOのような詐欺会社も出にくいので、それなりの形を作って残っていくような気がします。 新しい資金調達の形として確立されれば、創成期に入った会社も恩恵あり。 あとはどのくらいのスピードで立ち上がるかです。 2年くらいで普及するようであれば、今の2社の時価総額(80億~150億)から先行期待値も含めて2年以内に3倍くらい狙えそうなテーマです。 個人的にはこの2社の過去の経緯からまた外しそうな気はしているのですが、始まったばかりのテーマで結果が出るまでに時間もありますし、その間に得意のIR芸で数回噴かすことも可能でしょうから、色々楽しみに見守りましょう笑