日本エスコンが本決算を発表しました。

決算内容は素晴らしいです。

本決算発表の際に注目すべきはその内容もさることながら、今期予想を見るのが更に大事ですね。

不動産セクターはオリンピック前に崩れ始める(崩れる予兆が出始める)と個人的には思っていますので、各社どんな見立てを出してくるのか今年は非常に注目しています。

この会社の予想ではまだこの1年もいけるということです、個人的に他の会社で参考にしているトーセイ<8923>も同程度の成長予想を出していました(トーセイの方がやや強め)
ここはレジデンス・ホテル・商業施設と、最近は底地にも力を入れていますので、そのあたりのジャンルの景気もまだ大丈夫という予想。
関西圏で強いので、今後万博もありますし何とか景気を引っ張れるのかな。
レジデンスは厳しくなってきそうな気が個人的にはしているのですが、答え合わせはまた1年後ですね。

ここはリーマンショックの際に一度倒れて事業再生ADRという道を通りましたので、その教訓が活かされるのかどうかという点でも注目しています。

前期に関しては中部電力<9502>の資本が入ってきて持分法適用会社となったので、いざという時は中部電力が何とかしてくれるでしょうね笑

短期的な株価はどうなる?


特別目立った動きはないので、株価はそれほど反応しないかと思います。
配当利回りは本日終値ベースで4%あり高めですが、今の市場内では同じ不動産セクター内でもっと高い利回りや割安株がありますので、優先的にポートフォリオに入れていく時ではないかなと個人的には思います。




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