日本アセットマーケティングが自己株式の公開買付けを発表しました。

ちょっと興味深いIRだったので少し掘り下げてみようと思います。

過去にポートフォリオの第3の柱に育てようと、下のツイートの通り昨年11月に82円で2500株取得。
https://twitter.com/HLF_ID40118756/status/1191930401801080832

しかしその後もうだつが上がらない状態が続き、やや放置気味で他の主要銘柄で何もやることが無くなったら買い増ししようくらいに思っていたところ、昨年末あたりからやや勢いのある動きに変わり、最近は10%以上の利が乗っていたので一回利確しようかと思っていた矢先にこのIRが発表されました。

で、また下のツイートの通り、本日の寄りで124円で全ていったん利確したのですが(50%の利益、10万5000円ゴチ※手数料除く)
https://twitter.com/HLF_ID40118756/status/1225200234902372353
その後すこし考えてまだまだ面白い銘柄で儲かりそうだなという結論に至ったので、明日から少しずつ買い直していこうかなと思っています(ただし、123円以下で)

今から買って儲かると判断した理由


①公開買付けの価格が130円であること。
②買付けのボリュームが約6200万株、80億円超という規模であること
③IR発表後の昨日の出来高が900万株弱で終わったこと

発表後、瞬間的に一番出来高が膨らむ寄値が124円、最終的に本日のVWAPが121.93円だった結果を見ると、120円・121円で大口の買い支えが起こっていると考えられます。
必ずしも会社が買ったとは断定できないですが、いったん短期的な話として121円あたりで買うと儲かる確度が上がるという仮説を立てて、少しずつ買っていくと面白いと判断し買っていくことにします。

現在この会社はパンパシフィック<7532>(※ドン・キホーテ)の傘下・グループ企業であり、主にドン・キホーテのテナントの賃貸を主な事業としています。
ドン・キホーテが順調な限り、連れてここも好調が約束されています。
ドン・キホーテは現在も順調な上に、昨年買収したユニー<旧:8270>の店舗が続々とドン・キホーテに転換していくイベントも控えています。
この会社はテナントの賃貸なので、いずれそれらも回ってきて業績に寄与することは簡単に誰でも想像できることです。

ここの株価が上がらない原因として、業績は良いしビジネスモデル的に今後も堅いのは皆理解しているのですが、株主還元する雰囲気が一向に見えてこなかったことがありました。

株主還元の方法として配当として出してこなかったことに対して、Y板でガッカリされている方も沢山いらっしゃいましたが、創業者の安田元会長自体が時価総額経営の人なので、高配当をエサに株価を上げていくというより、配当原資で自社株を買ったりM&Aしていってグループを大きく・ダイナミックな業績にして株価・時価総額をあげていく方なので、高配当銘柄にはなり得ないですね。
もちろん2015年に安田さんは勇退されていますが、アメリカ事業はじめ海外展開に現在も注力しておりグループ内での影響力は大きく、時価総額経営から変わるというのも今の時点では考えにくいことです。

従って、今回のこの発表はこのグループらしさのある価値のあるものなのです。

今後の業績予想ですが、取得できるドンキの物件がまだまだあり、取得ペースを変えるか変えないかによって業績の成長スピードは変わりますが、仮に今のまま緩やかに取得していっても短期的な株価頂上である180円程度のところまでは自然に伸びていくだろうし、唯一株価的にマイナスポイントだった株主還元の意思を初めて見せたというところで、思ったより早くその日が来るだろうと思います。

しかしそれはこの公開買付が終わってからになると思いますし、そもそもこの買付がどういう結果で終わるのかというのも見届けてからの判断になりますので、まずは買い付け期間の3月6日(金)までじっくり様子を見て、その中で121円あたり(それ以下なら尚更ラッキー)を個人の買い付けポイントとしてゆっくり1カ月かけて買っていこうと思います。

創業者:安田隆夫を知るうえでおススメの本


私が読んだ中でおススメは断トツでこの本です。
読んで安田さんの思考を知った上で投資すると更に吉。
中古本だと現在20円(まさに激安の殿堂 笑)とかで売ってますので、それで投資行動の精度が上がれば秒で元が取れるというものです^^



それでは皆様、今日も良い投資行動を。