金曜・土曜と研修に行っており、本日10日(日)は休日出勤で残務の整理、今回はレーサムを取り上げたいと思います。





本日はこれから息子達が行ってる野球の迎えをして家族で過ごすので、続きは明日11日のAM6~8時に更新したいと思います。










11/11(月)AM7:30、今から更新です。





レーサムは前期より社長が創業社長の田中剛氏から小町剛氏に変わりました。





営業系の田中氏から銀行出身(と言っても守りじゃなく不動産の証券化や不良債権の再生のプロ)の小町氏に変わり、業績がどう変わっていくのか、BSなども形が変化していくのか個人的に注目していました。





結論から言いますと前期含めて大きな変化はありません。





ただ、表に出て目立っていないだけで、形は少しずつ変わろうとしています。





メインの資産運用事業は売却のタイミングに一定性が無いため、昔から四半期ごとに大きな業績のブレがありました。





BS見る限り在庫は積んであるようなので、まだ具体的に守りに入りだした感じはないです。





ストック型のPM事業は確実に積み上げていますが、目立つほどの動きは無し。





ポイントは、一つ事業の入れ替えが今期からあることです。





サービシング(債権回収)事業から撤退し、環境エネルギー事業と病院関連事業がスタートしていることです。





セグメント別の売上および利益は下の写真をご確認ください。









前期のサービシング事業が無くなり、その他事業の内容も変わっております。





具体的な内容の違いはこちら↓









環境エネルギー事業のガスエンジン発電機の販売というのが、ここの本来の事業とどうシナジーを生むのか個人的には分かりませんが、病院関連事業の方は今後注目しています。





この会社は国内外問わず富裕層とのネットワークが強く、独特独自のルートがあるため、病院関連という特殊なネットワークにも上手く入り込んでいくイメージは持てます。





市場自体がとても大きいので、かつて不動産の新しいビジネスモデル(証券化流動化)で日本初(国有地をSPCを使って証券化したり、建物が未開発の段階で将来予測キャッシュフローを商品化して販売したり)を連発したような風雲児として新しい病院関連の市場を開拓してもらえないかなと個人的に思っています。