今回ミンカブが子会社化するProp Tech plus㈱という会社はREIT情報などのポータルサイトの運営や、REIT事業者の運営に関わるITまわりを提供している会社のようです。
説明会資料

ポータルの部分はミンカブの本業とシナジーが出るのは容易に想像できます。

REIT運用システムのパッケージ販売や保守の部分はプロパティデータバンク<4389>のような事業。
プロパティよりもっとREITに特化したアプローチなんでしょうが、プロパティのREIT向けパッケージシェアも60%以上あり、プロップの実績資料にもそれ以上のことが書いてあるので、パッケージの主旨が微妙に違うものなのでしょうね。

いずれにせよこのプロップのビジネスモデルもプロパティと同じく積み上げ式のストック収入であるのと、業績的にもプロパティのざっくり半分ほどの規模があり、ミンカブが約67%の株式を12億円強で取得するというのは良いディールじゃないでしょうか。(参考として本日時点でのプロパティの時価総額:53億円)

ミンカブ本体の方は知名度はもちろん高くよく知っていましたが、個人的な予想より評価されて上場したので当時は買う気が起きず中身も調べておりませんでした。

よくよく調べてみると今回の買収含めて拡大意欲が高そうなので、今後の成長が楽しみな会社という認識に個人的に変わり、こういった会社は参加者増えて出来高が膨らんだ時に大化けするので、その時を狙って今後も監視していこうと思います。






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